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フィルム施工屋のブログ ショーケース防犯フィルム


茨城県神栖市のフィルム施工専門店

 窓友 ~ソウユウ~ 

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今回は、ショーケースを破壊して商品などを強奪する犯罪の対策として防犯フィルムをご紹介します。一般的に防犯フィルムと言うと、窓ガラスを割って侵入する、強盗対策として建物の窓ガラスに施工をするものと思いがちですが、この度『日本ウインド・フィルム工業会』が、ショーケースに防犯フィルムを施工しCPマークを貼付するための付帯条件を大きく3つにまとめました。最後に実験映像を掲載します、1分弱の映像になりますので、是非ご観覧ください。


ショーケースを破壊し商品を強奪すると言うと、東京銀座のROLEX(ロレックス)を真っ先に思い出します。世界の高級ブランドショップが軒を連ね、人通りも多い中、闇バイトで集められた十代の若者たちを中心に舞面をかぶり、人目もはばからず白昼堂々店内に押し入り、バールなどで次々とショーケースのガラスを破壊して高級腕時計を強奪して逃走。このような犯罪は各地で起きています。


対策をしていない普通のショーケースはバールで1撃加えると、バラバラに叩き割れてしまいます。破壊したところから簡単に手を入れられ、商品をつかみ取る事が出来てしまいます。ショーケースのガラスに防犯フィルムを施工すると、ガラスのみの場合に比べて、打ち破りによるケース内の貴金属等を強奪する時間を遅らせることができます。 日本ウインドウ・フィルム工業会は、防犯フィルムをショーケースに施工してCPマークを貼付することについて付帯条件を規定しています。

注)防犯フィルムの施工はガラス自体の強度を高めるものではなく、バール等の打撃により生じる開口部を広げにくくします。


ショーケースに防犯フィルムを貼った場合の実験です。バールで合計10打撃をくわえました、ガラスに割れは見られるものの、手が入るような開口はありません。

CPマークを貼付するための付帯条件 1.

・対象となる防犯フィルムの製品仕様

1) 防犯性能の高い建物部品目録に掲載されている製品であること。

2) 日本ウインドウ・フィルム工業会が認定する「防犯フィルム施工技能者」 (技能検定ガラス用フィルム施工職種建築フィルム作業1級、2級技能士)が施工すること。


CPマークを貼付するための付帯条件 2.

・CPマーク貼付の対象となるショーケース

1) ショーケースのガラスは、ガラスの呼び厚み5ミリ以上のフロートガラスであること。

2) ショーケースのガラスは、開口部を除き金具もしくは接着剤等で固定されていること。

注)天板のガラスが固定されていない場合、金具等で固定すること。

3) 開口部には錠前がついていること。


CPマークを貼付するための付帯条件 3.

・対象となる防犯フィルムの施工条件

1) フィルムは、ガラスの露出部全面、もしくは呑み込みを含むガラス全面の内側に貼付すること。

2) 露出部全面にフィルムを貼付する場合は、エッジスペースを設けてもよい。

3) ショーケースが隣り合って配置されていること等により、打撃されることが想定されないガラスについてはフィルムを貼付しなくてもよい。


ショーケースバール打撃実験映像は、写真『防犯フィルムの有用性を確認するために、防犯性能試験を実施しました』をクリック!映像が開かない方は、こちらを ↓ をクリック。

windowfilm.jp/docs/mov/mov10.mp4

日本ウインド・フィルム工業会ホームページより。

< 実験使用フィルム情報 >

メーカー:3M

品名:防犯フィルム

品番:ULTRA S2200

機能:飛散防止 , 防犯 , UVカット , ハードコート

※ ハードコート:耐摩耗性(フィルム表面の傷付を抑制)


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