茨城県神栖市のフィルム施工専門店
窓友 ~ソウユウ~
です。
窓友の活動情報を不定期に発信します。
施工の模様や現調訪問、フィルムの種類や機能、
日常生活の一部などなど・・・を掲載。
茨城県鹿嶋市のサッシ屋さんからのご依頼で、同市須賀地区にございます『実りの木保育園』様へ、遮熱断熱フィルムの施工をしてまいりました。保育室や各スペースの1つ1つの間取りが大きく設計されていて、とても開放感のある園舎と、広々した園庭には所々に遊具が配置されています、子どもたちが自由に走り回るには十分すぎるほどの広さがある園庭です。
フィルムの施工をご依頼を頂きました窓は、南側の腰高窓3組(6枚)です。陽射しが直接入り込み、室内がとても暑い為、カーテンを閉める事が多いとの事。自然光を取り入れる目的と、暑さ対策として遮熱フィルムを検討する中で、断熱機能もある「遮熱断熱フィルム」に決定されました。
窓周りの棚や玩具類を移動させて頂き、養生をしてから作業をスタートです。残念ながら施工途中の写真を撮り忘れ、最後の窓を施工しているところを、慌ててパチリとした写真1枚のみ掲載致します。
施工後の写真になります。透明タイプですのでフィルムが貼ってあることが分かり難いほどクリアです。
施工フィルムの情報です。
メーカー:3Mジャパン
品名:LOW-E70
品番:LE70CLAR
機能:遮熱,断熱,飛散防止,UVカット,ハードコート
その他:グリーン購入法適合品
冬場の寒さ、夏場の暑さをどちらも快適に。をコンセプトにした3M社の窓ガラスフィルムです。
冬場は室内の熱を窓から逃がさず暖かさをキープ。夏場は日差しによる窓際温度の上昇を抑えて不快な暑さをカット。年間を通じて、室内の環境改善が期待でき、節電・省エネ対策にも効果があり、ガラスの飛散防止機能や紫外線カット効果もあります。
透明なフィルムを貼るだけで、ガラスのトータルパフォーマンスが向上。
※ 3M社以外にも、各メーカー様からも同様の商品が展開されています。
昨年(2022年/令和4年) 7月1日にブログに掲載しました内容からの抜粋です。
・抜粋 1
遮熱フィルムの効果につきましては、3Mやサンゲツ・その他メーカーから検証結果が公表されています。何も貼られていない窓ガラスと、遮熱フィルムを貼っている窓ガラスの温度差は、3M社は-7.6℃ / サンゲツ社に至っては-14℃との結果となっています。各社独自の検証である為、一概に比較は出来ませんが、遮熱効果に関しては立証できます。
数値はメーカー様の実験値ですので、保証値ではありません。
・抜粋 2
(a)の室内窓際の温度が約40℃に対し、(b)は28~29℃の間を指しています。仮に約29℃とした場合、40-29=11ですので、遮熱断熱フィルムの遮熱効果として、室内の窓際の温度差は飛散防止UVカットフィルムより、11℃低いという結果になりました。
※ 施工しているフィルム
(a)側:GLAFIL(グラフィル) 飛散防止フィルム / 品番:SN50
(b)側:GLAFIL(グラフィル) クリア遮断熱70LE / 品番:NS70LE
・抜粋 3
この時の屋外の温度は約39℃。Yahooのアプリを見てみると気温が31.2℃、東風2mと表記されていました。日陰で涼しい百葉箱の中で測定をしているのではなく、炎天下の直射日光下へ温度計を置いているので、まー当然の差ですね。室内の窓際の温度は、(a)側が外気温より約+1℃ / (b)側が外気温より約-10℃と驚異の結果にフィルムの遮熱効果が高い事が分かります。