防犯フィルム (侵入窃盗・災害・紫外線対策)


住宅や企業への侵入犯罪は近年ますます深刻化してきており、犯罪が凶悪化しています。

住宅侵入の特徴は、全体では無施錠がトップになりますが、次いでガラス破りとなります。窓からの侵入については、60%以上がガラス破りです。また、空き巣では窓からの侵入がダントツで多く、その内窓破りが75%近い割合となっています。道具を使って錠付近のガラスを割り、手を入れて錠を回して侵入します。

実はこうした窃盗犯など犯罪者の大半は、侵入に要する時間が5分を超過すると侵入をあきらめるといわれています。ガラス開口部の空き巣などの防犯対策には、防犯ガラスへの交換や、ガラスの破損・貫通を大幅に遅らせる厚手の防犯フィルムを窓ガラス全体に貼ることが有効な手段とされています。


住宅侵入の特徴。

侵入箇所と侵入手段の割合

泥棒に対する調査結果では、侵入窃盗人(泥棒)に対して「住宅等へ侵入する場合、どのくらいの時間がかかれば、侵入を諦めるか。」調査したグラフです。

「2分」が17.1%、「2分を超え5分以内」が51.4%、との回答であり、" 侵入に5分かかると、約7割の泥棒があきらめる " ことが調査結果から分かっています。


県警からも、防犯フィルムの施工を推奨されています。防犯フィルムを貼るメリットして、防犯ガラスへの交換より安価で工期も短く、産廃もほぼ出ません。また、防犯対策に加えガラスの飛散による二次被害を防げる防災対策、UVカット99%以上の機能もあり、紫外線(UV)対策にもなります。

CP(Crime Prevention)マーク

窓ガラスに防犯フィルムを貼る事でリスクを減らす。警察庁、国土交通省、経済産業省および関係する民間団体で構成される「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」では、防犯性能試験において5分以上侵入を防ぐことのできるものを、「防犯性能の高い建物部品」と定め、その目録を公表しています。[防犯性能の高い建物部品目録]に掲載された部品には、「CPマーク」(Crime Prevention=防犯)を表示することができます。

CPマーク貼付けに関して諸条件あり…注1 


□ 空き巣犯のガラス破りによる侵入方法

 

1.こじ破り

ドライバーで窓ガラスをこじるように小さな穴を開け、そこから指などを入れて錠を開けて侵入することをいいます。これは、ガラスを割る時に大きな音が出ないので周囲に気づかれにくく、解錠は短い時間でできるため、ガラス破りの中でも非常に多い手口となっています。

 

2.打ち破り

ガラスをドライバーやバール、ハンマー等で叩いて破壊し、そこから手を入れて鍵を開け、侵入することをいいます。これは、ガラスが割れる時の音を侵入者の方で気にせず、誰かが来る前に盗みを働いて逃げようとするもので、特に住宅侵入においては、非常に多い手口となっています。(時には庭にあるものなどで、ガラスが割られるケースもあります)

 

3.焼き破り

ライターやバーナーでガラスを焼いて割ったり、熱くなったところに水をかけてヒビを入れて割って侵入したり、ガラスそのものを溶かして鍵を開け侵入する。これは、特別な工具や技術がいらず誰でも簡単にできて、ガラスを割る音も小さく周囲に気づかれにくいこともあり、近年急増している手口です。


□ 人体や資産の危険性

  • 金品や資産の窃盗被害
  • 生命の危険性
  • 台風や強風などの飛来物による窓ガラス貫通被害
  • 紫外線(UV)による皮膚のトラブルや家具やフローリング等の日焼け、色あせ、劣化など

 等々・・・様々な危険性が挙げられます。

 

 


□ 防犯対策 

  • ガラスの破壊・貫通を大幅に遅らせ侵入窃盗を諦めさせる効果がある。
  • 『こじ破り』『打ち破り』『焼き破り』などの破壊行為にも対応。

全面貼ることで、ガラス破壊に時間がかかり、侵入が難しくなり防犯対策になります。

 

 

□ 防災対策 (BCP対策)

  • 飛散防止機能により万が一ガラスが割れても、飛来物の貫通やガラス片の飛散を防止します。

 

□ 紫外線(UV)対策

  • 有害な紫外線(UV)を99%以上カット
  • お肌の弱い、女性やお子様の肌を紫外線から守ります
  • 家具や展示物、内装等を色あせや日焼けなどの軽減

等々・・・のメリットが挙げられます。

 

※ご注意

紫外線による日焼けはUVカットフィルムを貼ることで防げるですが、可視光線による日焼けは防げません。 


  • PET製のフィルムを多層構造にする事により、厚いフィルムがガラスを保持するので、外部からの侵入がしづらくなります。
  • 防犯性能試験では、こじ破り試験 , 打ち破り試験 , 焼き破り試験を実施し、攻撃開始から5分以上(打ち破りは1分以上)、人体が通過できる状態にならなかったものを合格とし、CPマーク取得製品の条件の1つをクリアしています。
  • PET製のフィルムで厚みが350㎛以上の製品もCPマーク取得製品の条件の1つをクリアしています。
  • CPマークが貼ってあることで、侵入窃盗犯に対する犯行抑制効果も期待できます。

防犯フィルム機能性紹介動画


内貼り 〇 ミルキークリスタル 3M ホワイト ◎ △ 半透明 不透明

メーカー 品番 タイプ フィルム厚み

飛散

防止

UV

対策

遮熱

防犯

目隠し

防虫

CP

GLAFIL  SN350 クリアー

基材厚 300μm

(総厚 350μm)

 

     
3M SH15CLAR-A 
クリアー

基材厚 325μm

(総厚 391μm)

 

 
3M ULTRA S2200 クリアー

基材厚 300μm

(総厚 417μm)

   
3M NANO 80CP

クリアー

基材厚 300μm

(総厚 363μm)

 
3M SH15SIAR-18X  

シルバー

基材厚 300μm

(総厚 364μm)

◎ 
3M SH15MACR-I

マット調

基材厚 300μm

(総厚 382μm)

 

◎ 
リケンテクノス
SS1490C
クリアー

基材厚 350μm

(総厚 447μm)

  ◎     

注1:窓ガラスの種類別CPマーク貼付の必要条件

防犯フィルムとは、フィルムの厚みが350㎛以上で、日本ウインドウ・フィルム工業会が指定する接着剤を使用し、防犯フィルム施工技能者(国家検定技能士)が厚み5㎜以上のフロートガラス及び3㎜厚複層ガラスに施工するものである。
3㎜厚複層ガラスに施工できる製品は、該当する性能評価試験に合格したものに限られる。(詳細は防犯フィルム適合製品参照)
ガラス厚3㎜とはガラスの最低板厚を示すことから、4㎜厚複層ガラスにも防犯フィルムを施工しCPマークを貼付することができる。
施工は、防犯性能を確保するため窓全面に貼付する「全面貼り」を行い、窓の一部にフィルムを貼付する「部分貼り」は認められていない。
CPマークを貼付するには、上記に加え可動式窓(単板、複層ガラス)の場合、クレセントがサブロック機能付きであること、かつ補助錠の設置が必要となる。 (FIX窓の場合、この限りではない)

日本ウインド・フィルム工業会『関連する法令について』より 日本ウインドウ・フィルム工業会 (windowfilm.jp)

 

1.フィルムはPET製で、厚みが350㎛以上であること。
2.日本ウインドウ・フィルム工業会が指定する接着剤を使用していること。
3.日本ウインドウ・フィルム工業会が認定する「防犯フィルム施工技能者」(国家資格認定:技能検定フィルム作業1級、2級技能士)が施工すること。